近況

私は昔から文章を書くのが好きだった。故に今あれこれと書く行為が楽しくて仕方ないし、書きたいことがいっぱいあってどうしようもない。
今張り切ってハイスピードに更新してしまっているが、なにぶん飽き性なので長くは続かないだろう。私の書きたいネタの泉もそう遠くない未来枯渇する。

思えばあまり日記らしいことを書いていなかったなと思ったので、日記を書こうと思う。

私のバイト先のスーパーで人が多く辞めてしまったので、今猛烈に人手が足りない。特に夕方働く人がいない。だから月曜日と火曜日は普段の時間より早く行って長い時間働いている。
三時半からだと大変だ。客の数がそう多いわけでなくても、稼働できるレジの数が少ないので常に客の行列は絶えないのだ。まるで年金制度みたいだとぼんやり思う。今日も腰がいたい。誰か労ってくれないか。
その代わりいつもよりも三十分早く帰れて、ゆっくり晩ごはんを作ることが出来る。それを友人に言ったら、
『私はその稲森の言葉からたまらない哀愁を感じる』と言われてしまった。

この間道端でガムを踏んだ。私にとってガムを踏むということは、もっとも嫌いなことの一つである。
これが美少女が散々噛み潰した後のガムであればいいが、このガムは誰が噛んだものなのかわからない。雨の日の捨て犬みたいな汚いおっさんが執拗に自らの唾液を練り込んだものかもしれない。お気に入りの靴だと尚更苦痛だ。靴が汚された気分になる。しかもガムだからなかなか取れない。そのガムに触りたくない。取ろうとしたときにガムが靴の溝の方に食い込んでいったりすると、たまらなく泣きたくなる。しかもそのガムを噛んだそいつのことは一生解らない。私は得体の知れない何者かに憤りを覚えるしかないのだ。
最近はスーパーの野菜なんかでも『私が作りました』という風に、生産者の顔と名前が表示されている商品が多い。道端のガムにも、生産者の顔が表記されていればいいのに。『私が噛みました』って。ああ憎らしい。

アマゾンドットコムで注文していたしいたけ栽培キットが届いた。現在栽培キットをバケツで浸水させている。栽培キットは、ちょっとグロテスクなバームクーヘンの見た目に似ている。
届いて一週間程で収穫できるようになるらしい。バター焼きにして食べたいな。きのこは年中美味しいけれど、このぐらいの時期になるとより美味しいような気がする。