集合住宅

蛇の道はheavyだぜ

アニメぐらいは充実してる

平熱になり、随分と体も楽になった。喉に嵐を飼っているために、呼吸を忘れて咳に勤しまなくてはいけないが。
にしてもインフルエンザというのは実に多芸だ。私を飽きさせないためか、発熱頭痛だけでなく、咳や鼻水など多種多様にもてなしてくれる。尤も、謹慎のように自宅待機をずっとしていて、私はもうとっくに色々と飽きているのだけどね。
起きたら昼になっているのだけれど、昼から夕方にかけての時間何をやっていたのか夜になると全然記憶に残っていない。一日が短くて、あっという間に夜になっていて、何だか薄い日々を過ごしているなと思う。

発熱中は諦めていたので数日お風呂に入っていなかった。そのお陰か私の髪はごみ捨て場のカラスのような、不潔な艶やかさを放っていた。お風呂に入って汚れを落としてすっきりする。
久々に鏡で自分の姿を見たら、顔の色は沈んでいるし唇は痛々しいことになっていた。
鏡の前にいるのはただの一匹のブスだった。夜は今日も長い。

心身辛いときに、追い討ちをかけるような態度をとってきた店長に腹を立てていたが、冷静に考えれば私にも落ち度はあった。私はインフルエンザの予防接種をしていなかったし、万全の予防と対策を講じていた訳ではなかった。
それに、私が休むことで店長そのものには迷惑はかからない。むしろ私に優しい言葉をかけてくれた、同じバイトの人やレジの人達に迷惑がかかっているのだと思うと申し訳ない。考えなしに愚かなことを色々と口走ってしまって、赤面している。

インフルエンザは学校指定伝染病であるので、5日間の登校禁止になる。だから私は人よりも少し長い冬休みを得ることになった。その間に何とか課題を終わらせなくては。


今期から始まるユリ熊嵐の展開をとても楽しみにしている。一話ではまだ色々とわからないことも多いが、イクニの独特の雰囲気があることはわかる。OPだけで百合成分が濃くて不道徳な雰囲気を持つ内容であることが存分に発揮されている。何年か前に放映されていた輪るピングドラムも私の好きな作品だ。期待できそう。


あと私が今とてもハマっているのがセーラームーンなのだか、そのセーラームーンシリーズディレクター幾原邦彦氏が務めているしなかなかご縁を感じる。

今再放送で追って観ているのもあって、けして全話観たわけではないのだが、セーラームーンSは特に面白かったように思う。Sが終わってSSになってOPとEDが変わってから、改めて終わったことを実感し夏が終わったような物悲しさを覚えている。セーラームーン、特にセーラームーンSについては浅い知識ながら、書きたいことが色々とあるので機会があればいずれ書けたらと思う。