集合住宅

蛇の道はheavyだぜ

ディスカス11月号

11月にTSUTAYA DISCASで借りた映画をまとめようと思う。
先にいっておくが、私は自他共に認めるネタバレクソ野郎だ。その物語をよかったと伝えるためにはネタバレせずにはいられない。だからもし見ていなくて、ネタバレを回避したい場合はスクロールして見ないように頑張って。

11月3日
劇場版美少女戦士セーラームーンR

これ観たらうさぎのこと好きになっちゃう。この作品といい輪るピングドラムといい、幾原さんは自己犠牲的な愛を描くのが得意な人なんだろうなあと思った。あと作画の綺麗さに感動した。ほんと綺麗だった。劇中の挿入歌のいれ方が凄く心を盛り上げてくれる感じだった。ぼろぼろ泣いて観てた。

11月14日
ライアーライアー

ある人との話題に出てきた映画で興味を持った。ジム・キャリーの雄弁でコミカルな演技が面白かった。他の作品も観てみたいなって思った。

11月18日
パンズ・ラビリンス

某鑑賞会で選ばれた映画。この映画は鈴木と一緒に観た。
拷問描写がなかなかえげつなくて、『ねえこれダークファンタジーなんだよね?さっきから痛々しい現実しか見てないよ?大丈夫ねえ大丈夫?』ってなってた。主人公の女の子の服装が凄く好きでそればっかり見てた。普段は緑色の服を着てて、メルセデスと逃走するときとお母さんが死んだときは黒っぽいのを着てて、最後黄金の間に通される時に赤い色の服を着てた。主人公はよくわからないキャラクターだった。

11月19日
イエスマン~YESは人生のパスワード~

他のジム・キャリーの映画が観たかったから借りた。これも鈴木と一緒に観たんだけど、こういう映画は友達と観るのに盛り上がっていいなって思った。個人的には、老婆が入れ歯外すシーンが一番ツボだった。説教くさくならずに、ちゃんと伝えたいことを伝えていたし、話の筋もよかったと思う。ジム・キャリーがアクションに挑んでいる得点映像も面白かった。

11月25日
ミザリー

映画鑑賞会で候補には出たが選ばれなかった作品。個人的には物凄く当たりだった。お化けとかゾンビとかじゃなく『女性』をホラーの対象にしているところが面白かった。そういったヒステリックな部分は、女性なら多かれ少なかれ持っているもののように思う。
何がアニーの気に障り、怒らせるかわからない。カッとなるととんでもないことをする。かと思えば天使のような笑顔を浮かべたりもする。本当に怖かった。女優さんの演技がよかったんだと思う。主人公が寝たきりで、行動に制限があったのもよかった。最後のオチもぞわっとしていい。また見たい。

11月26日
式日

庵野秀明が監督で、岩井俊二が主演の実写映画ということに興味をもって観た。この内容なら90分ぐらいにまとめて欲しいな。観てて中だるみしてくる。赤色がよく使われていて可愛かったけど、その赤色が画面の中で映えているという印象はなかった。思ったよりは悪くなかったけどもう一度観たりはしないだろうな。

11月28日
ニキータ

LEONの監督、リュック・ベッソンの作品ということと、ニキータの吹き替えが私の好きな声優である勝生真沙子さんだったことをきっかけに観た。ニキータの成長に合わせて勝生さんの声がより艶かしくなるので、声豚としては満足だった。映画としてならLEONの方がテーマがはっきりしてて面白かったな。

11月30日
ミッドナイト・イン・パリ

真夜中になるとタイムスリップする男の話。パリ万歳のパリ讃歌映画。
私にはこの映画は全然合わなかった。95分の、そう長くないはずの映画なのに長かった。登場人物が全然魅力的じゃないし、台詞が説教臭いし露骨。コメディのつもりで借りたのがよくなかったんだな。映像はとっても綺麗だったよ。